「ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問/茂木誠」(SB新書)
2015年12月発行。
昨今の国際ニュースを取り上げ、世界史とからめて解説されている一冊です。
主なテーマは「ヨーロッパ全般とウクライナ問題」「イスラム過激派にみる宗教戦争」「アメリカのグローバリズム」「中国の軍事戦略」について。
世界史を専門とする著者の解説により、ニュースというものが表面上に現れた事象に過ぎず、その根底に長い歴史が深く関わっているということを理解することができました。
ニュースについて「なぜ?」と問いかける姿勢をもつことは、その裏側を知る良いきっかけになります。
国際ニュースに限らず国内のニュース、さらには身辺に起こる事柄についても、その根底にあるものを理解することが大事であると感じました。
<目次>
第1章 ヨーロッパの憂鬱-ウクライナ問題と難民問題
第2章 台頭するイスラム過激派と宗教戦争
第3章 アメリカのグローバリズムと中国の野望
読書時間:短 ■■□□□ 長
読み易さ:易 ■■■□□ 難
<一節ピックアップ>
「本書は、一般の方々が国際ニュースを見て、疑問に思うであろう100のポイントを取り上げ、世界史とからめて解説するアプローチをとりました。歴史の成り立ちから学ぶことで、国際ニュースの「本質」を読み解くことができると思います。本書をきっかけに多くの日本人が、「世界の今」に興味をもってもらえば、これほどうれしいことはありません。」
<あわせて読みたい>
・「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書/池上彰、佐藤優」(文春親書)
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