「20歳のときに知っておきたかったこと/ティナ・シーリグ」(CCCメディアハウス)
スタンフォード大学の教授である著者が、これまでの経験や実践例をもとにチャレンジすることの大切さを伝える一冊です。
新しいことを始めたいけど、今一歩の勇気が出ないという方におすすめの内容です。
チャレンジすれば、成功することもあれば失敗することもあります。実際、失敗することの方が多いでしょう。
しかし失敗することを厭わず、輝くためにあらゆるチャンスを活かすようにすれば、限りない可能性が拡がるということが著者の一番伝えたいメッセージです。
こうした行動は人生に混乱をもたらし、不安定にするものかもしれません。
でもそれと同時に、自分では想像もできなかった場所に連れていってくれ、多くの問題が実はチャンスなのだと気づくことができます。
そしてなにより、問題は解決できるのだという自信を与えてくれる。
果敢にチャレンジし、失敗を糧に問題を解決できるという自信をもつことは、未だ知らない世界へと自分を導いてくれるのではないでしょうか。
<目次>
第1章 スタンフォードの学生売ります
第2章 常識破りのサーカス
第3章 ビキニを着るか、さもなくば死か
第4章 財布を取り出してください
第5章 シリコンバレーの強さの秘密
第6章 絶対いやだ!工学なんて女がするもんだ
第7章 レモネードがヘリコプターに化ける
第8章 矢の周りに的を描く
第9章 これ、試験に出ますか?
第10章 実験的な作品
読書時間:短 ■■■□□ 長
読み易さ:易 ■■■□□ 難
<一節ピックアップ>
「社会は、学校とは似ても似つかない場所なのです。たったひとつの正解を選べば、ご褒美がもらえるわけではありません。ひとりひとりが、いくつもの選択肢を前にして途方にくれることもあるでしょう。家族や友だち、そして隣人が、何をすべきか親切にアドバイスしてくれるかもしれませんが、どの道を選ぶかは基本的には自己責任です。ただし、最初から正しくなくても構わない、と知っておくことは役に立つでしょう。」
<あわせて読みたい>
・「スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル」(大和書房)
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