「学びなおすと世界史はおもしろい/太田竜一」(ベレ出版)
現代まで続いてきた世界の歴史をテーマ別に分け、地球規模で起こったうねりを簡潔にまとめている歴史書です。
「海の時代」「国民国家とナショナリズム」「イデオロギーの世紀」などをテーマとし、全14章で構成されています。
とくに19世紀から続くイデオロギーによる覇権の拡大と縮小について、その誕生と成り立ち、変遷を大枠で捉えることができ大変参考になりました。
日を追うごとに激しさを増す現代の世界情勢。
各国、各組織の思惑がどこから生まれているのかを考えるためにも、世界史を学ぶことは大切なことではないかと思います。
<目次>
第1章 農耕と文明
第2章 都市国家から帝国へ
第3章 三つの道
第4章 文明圏の形成
第5章 騎馬から火器へ
第6章 海の時代
第7章 科学・技術と文明
第8章 主権国家とは何か
第9章 国民国家とナショナリズム
第10章 一体化する世界
第11章 イデオロギーの世紀
第12章 国家建設の苦闘
第13章 エネルギーと人類
第14章 二つの世界からグローバル化へ
読書時間:短 ■■■□□ 長
読み易さ:易 ■■□□□ 難
<あわせて読みたい>
・「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書/池上彰、佐藤優」(文春親書)
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