『人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人/楠木新』(東洋経済新報社)
会社組織に必ず存在する「働かないオジサン」。
私も、この「働かないオジサン」の仲間入りをするのに、充分な年齢となってきました。
「働かないオジサン」にならないためには、どうするか。
この一冊は「働き方」の指針を与えてくれます。
その中には、『まず組織のルールを知ること』が重要であると書かれています。
サラリーマンとは、どういう組織に属しているのか。
それは、取り替え可能で他律的、毎日同じ日が続く(安定?)が前提であり、会社中心の視野で見る習慣を持つことが望まれるという組織です。
こうした風土の中で、「働かないオジサン」は自然に生み出されると著者は言います。
では、そうならない為にはどうすれば良いのか。
この組織のルールの逆をやれば良いのではないか、と私は思います。
取り替え可能でなく、自律的であり、安定にしがみつかず、社外の視野を持つ自分。
このイメージを常日頃から持ち続け、持続的に取り組むことが大切であると教えられました。
「働き方」に壁を感じたとき、きっと役立つ一冊になると思います。
<目次>
序章 「働かないオジサン」は、未来の自分
第1章 あなたの隣の働かないオジサン
第2章 働かないオジサンを生む会社のしくみ
第3章 なぜ40歳が働かないオジサンの分岐点なのか?
第4章 働かないオジサンにならない4つの働き方
第5章 イキイキと働くオジサンになるために
第6章 働かないオジサンにならないための7カ条
<一節ピックアップ>
「サラリーマンは、組織内においては、取り替え可能な存在であることを要求される。人事異動が可能なのは、他の人と取り替えができるからである。しかし、一生涯を通じて取り替え可能であらねばならないということではない。むしろ、せっかく生まれてきた一度の人生なのだから、自分なりの個性を発揮したいという気持ちは当たり前のことだろう。」
<あわせて読みたい>
・「あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。/日野瑛太郎」(東洋経済新報社)
・「カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話/木暮太一」(サンマーク出版)
読書時間:短 ■■□□□ 長
読み易さ:易 ■□□□□ 難
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