小説
「一九八四年[新訳版]/ジョージ・オーウェル」(ハヤカワepi文庫)
1949年刊行の近未来SFの傑作です。
小説へのイメージが激変した一冊となりました。
SFとはいえ「これ、ノンフィクションだろ!」と思えるほど、現実に照らし合わせやすい物語ではないかと思います。
マスメディアという<テレスコープ>、常識という<思考警察>、横文字の氾濫する<ニュースピーク化>。
この物語を読み終えた後、果たして今の生活に違和感を感じずにいられるでしょうか。
なかなか面白く、しかし恐ろしくもある一冊でございました。
読書時間:短 ■■■■□ 長
読み易さ:易 ■■■■□ 難
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