ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代/ダニエル・ピンク

2014年12月04日 23:00

『より人間的な働き方へ』

「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代/ダニエル・ピンク」(三笠書房)


これまでの経済成長に貢献してきた「左脳型能力」が、コンピュータによるオートメーション化あるいはアジアの安い労働力に代替される時代に突入してきた現在。

次のビジネスモデルに必要となる「右脳型能力」について、その必要性と右脳能力を身につける方法を紹介しています。

キーワードとなるのは、6つのセンス。

「デザイン」「物語」「調和」「共感」「遊び心」「生きがい」

「左脳型能力」を否定するものではなく「右脳型能力」を磨きプラスαにすることで、より創造的なモノを作り出せる人材がこれからの時代活躍していくのだと、この書籍は教えてくれます。

<目次>

第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代

 1. なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか

 2. これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」

 3. 右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ

第2部 この「六つの感性(センス)」があなたの道をひらく

 1. 「機能」だけでなく「デザイン」

 2. 「議論」よりは「物語」

 3. 「個別」よりも「全体の調和(シンフォニー)」

 4. 「論理」ではなく「共感」

 5. 「まじめ」だけでなく「遊び心」

 6. 「モノ」よりも「生きがい」

<一節ピックアップ>

「要するに、これからは創造性があり、反復性がないこと、つまりイノベーションとか、クリエイティブ、プロデュース、といったキーワードに代表される能力が必要になっていくということである。この本は、その大切な能力の開発、あるいは気づきを述べた極めてタイムリーな本なのである。

<関連書籍>

「フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか/ダニエル ピンク」(ダイヤモンド社)

「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク」(講談社)

読書時間:短 ■■■■□ 長

読み易さ:易 ■■■□□ 難


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