フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか/ダニエル・ピンク

2014年12月02日 23:54

『主体的な働き方が求められる社会へ』

「フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか/ダニエル ピンク」(ダイヤモンド社)


初版は2002年。

今から10年以上前の発行ですが、既にアメリカではフリーエージェントについて議論されていたことに驚きました。

それから現在に至るまで、アメリカの企業活動が活発であることは言うまでもなく、それはフリーエージェントの貢献も大きいのではないかと思います。

では日本ではどうなのかと考えてみますと、巻末で解説されているとおり、依然として旧態企業の存在は大きく、いまだ立ち遅れは否めない状況です。

しかし、朝活や勉強会などのコミュニティが流行するなど、主体的な活動への兆しはあるのではないかと感じています。

今後、自分自身の為に、スキル・人脈を拡げる必要があると、この一冊から教えられました。

<目次>

第Ⅰ部 フリーエージェント時代の幕開け

第Ⅱ部 働き方の新たな常識

第Ⅲ部 組織に縛られない生き方

第Ⅳ部 フリーエージェントを妨げるもの

第Ⅴ部 未来の社会はこう変わる

<一節ピックアップ>

「重要なのは、企業の寿命が短くなっているこの時代に、私たち一人ひとりの寿命は長くなっているということだ。これからは、勤め先の企業より長生きするのが当たり前になる。ひとつの組織に一生涯勤め続けるなどということは考えにくくなる。」

<関連書籍>

「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク, 大前 研一」(講談社)

「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代/ダニエル・ピンク」(三笠書房)

読書時間:短 ■■■■□ 長

読み易さ:易 ■■■■□ 難


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