コマ様(以下、コ)「...」
私「...」
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コ「な、な、なんですかコレーッ！」
私「えーっと...１歳の誕生日ケーキとクリスマスケーキを一緒にしたやつですね」
コ「なにを隠そう、ワシの好物ばかりやないか！なんやっ？誕生日やったら好物ばかり食べてええんですかっ！？」
私「いや...まぁだいたいケーキを食べるんですけど、さすがにケーキはダメでしょうから。娘と相談して野菜盛りにしてみました」
コ「げっ歯類とはいえ、さすがにケーキはアカンのやね」
私「げっ歯類とはいえ、さすがにケーキはダメでしょうね。でもまぁ大抵の人はケーキ好きなんで。好物を食べられるということには変わりないですよ」
コ「ええ日やっ！実にええ日やないか！誕生日とクリスマスっ！そんなええ日が年に一回...」
コ「ん？」
コ「...年に一回？」
コ「...あの...誠に恐れ入りますが...」
私「なんですか？」
コ「冒頭、誕生日ケーキとクリスマスケーキを一緒にしたものだと...」
私「そうですね。クリスマスは12月。コマ様が我が家に来たのも12月ですし。一緒でいいんじゃないかと思っ...」
コ「い、い、わ、け、あるかーっ！！」
コ「誕生日ケーキとクリスマスケーキ！誕生日ケーキとクリスマスケーキっ！！はい！ここ２回ケーキ出てきましたけど！いま２回ケーキ出てきましたけどもっ！！」
コ「なんでそれが一緒になるのか、もう、ほんと、さっぱり、わからへん。ワシ、もう、ほんと、さっぱりわからへん。こないさっぱりわからへんのは、げっ歯類として生を受けて以来初めてなんちゃうやろか。もうほんと、ぶっちゃけ初めてやと思うてます」
コ「こういうのアレですか？ヒト様はなんと言われてはるんですかね？ワシ知っとります。こういうの『理不尽』言うこと、ワシ、しっかりと、知っとりますからーっ！」
私「...いや...でも、あれですよ。こういう機会がそうそうないからこそ、その日を待ち遠しく感じるわけで...」
コ「自分とこの下の娘はん、何月生まれや？」
私「...12月...ですね」
コ「誕生日ケーキは？」
私「...食べますよ」
コ「クリスマスケーキは？」
私「...食べ...ますね...」
コ「...」
私「...」
コ「...」
私「...」
私「...分かりましたよ。来年から、ちゃんと２回にします...」
コ「ぃよっっしゃぁぁぁぁあぁぁぁ！！」
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...という会話を想像してみた。
