「それ、ホントか?」という疑いの思考。
これ、大事だなと、つくづく思うわけでございます。
なにを聞いても、「それ、ホントか?」
最近では、呆れる人も出てくるほど、私の癖になってしまいました。
例えば、簡単な例。アンケート。
『サラリーマンのランチを調査した結果、なんと8割の人がラーメンを食べている!!』
まぁ、あからさま過ぎるので、そんなわけないとすぐに気付くわけですが。
どこで聞いたの?
誰に聞いたの?
何人に聞いたの?
年齢層は?
収入層は?
ラーメン激戦区で、若い中堅サラリーマン20人に聞けば、8割にはなるでしょう。
蓋を開ければ当たり前なんですが、「それ、ホントか?」という疑いの思考がなければ、開かない蓋もあるようです。
次に、現金をポイントに替えるシステム。
1、000円で500ポイントを購入して、システム内ではポイントを消化してサービスを受けるわけですが。
この「金銭感覚」をぼやかしてしまう方法。私は「ローン」に次ぐ発明ではないかと内心思っております。
一旦「独自通貨」としてポイント、またはそれに似たもの(パズドラでいえば魔法石など)に変えてしまい、ユーザの「現金を費消するという感覚を薄れさせている」ように、私には見えるわけです。というか、間違いなくそうなんでしょう。
ポイントを消化するとき、そのサービスの価値に対し、「それ、ホントか?」と疑ってみる。そうすると、見える世界もあるようです。
私は、常識を含む、なるべくいろんなことに対し、「それ、ホントか?」という思考で向き合っていきたいと思っています。
そうすることで、この世界と、自分の価値観を、少しずつすり合わせていき、「自分の軸」を組み立てていくのです。
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【古いSF映画/amazarashi】
♪僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない
♪僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない
♪人が人である理由が 人の中にしかないのなら
♪受け入れてはいけない事 それは君自身が決めなきゃ