2017年5月は、主要2か国で新たな大統領が誕生しました。
フランスでは、親欧州派のマクロン大統領。
自身の若さと年上の奥さんで注目を浴びていますが、フランスでも反グローバリズムの動きは例外なく起きています。
いかにドイツと連携してEUの秩序を維持するか。その手腕が注目されるところです。
また韓国では、最大野党の前代表、文在寅氏が大統領になりました。
若者に強く支持され、朴槿恵政権時代の官民癒着を一層することが期待されている一方、北朝鮮に対して柔和な態度で臨む発言も聞かれています。こちらも今後の動きが気になります。
国内では、秋篠宮家の長女眞子さまの婚約発表に世間が沸きました。
天皇陛下のお孫さんでは初の婚約。大変めでたいことでしたが、メディアの過剰報道には閉口するばかりでした。
「安倍首相、改憲2020年施行に意欲」(5月4日付)
安倍晋三首相は憲法記念日の3日、憲法改正を求める集会にビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と明言した。改憲項目として、戦争の放棄を定めた9条に自衛隊の存在を明記した条文を追加することと、高等教育の無償化を定めた条文の新設を挙げた。
「仏大統領選、マクロン氏当選」(5月9日付)
フランス大統領選(決選投票)で史上最年少で勝利した、親欧州連合のエマニュエル・マクロン前経済相(39)は7日の演説で、「欧州を守る。市民と欧州との関係を紡ぎなおす」と述べ、EU改革を目指す考えを示した。
「韓国大統領に文在寅氏」(5月10日付)
韓国大統領選は9日、投開票され、進歩(革新)系の最大野党「共に民主党」の文在寅・前代表(64)が当選を確実にした。文氏は9日夜、ソウル中心部で演説し、「あしたから国民みんなの大統領になる」と勝利宣言した。
「世界各地で大規模サイバー攻撃」(5月14日付)
世界各地で大規模なサイバー攻撃が起き、欧州で医療機関の診療や工場の操業が止まるなど、12日から13日にかけて被害が広がった。情報セキュリティー会社「アバスト」などによると、日本を含む約100か国・地域で計007万5千件の被害を確認。
「シルクロード経済圏構想、初の国際会議」(5月15日付)
中国政府が今年最大の外交イベントと位置付ける「シルクロード経済圏構想」(一帯一路)の初の国際会議が14日、北京で開幕した。「青写真は現実に変わりつつある」。開幕式で演説した習近平国家主席は壮大な構想の実現に自信を示し、巨額の資金支援の数字が示されると会場から拍手があった。
「眞子さま、婚約へ」(5月17日付)
宮内庁は16日、秋篠宮家の長女眞子さま(25)が、婚約に向けて準備を進めていると明らかにした。天皇陛下の4人の孫で初めての婚約となる。
「米司法省、ロシア疑惑で特別検察官を任命」(5月19日付)
米司法省が17日、昨年の大統領選に対するロシアの介入問題に絡む捜査で、独立性が高い特別検察官に連邦捜査局(FBI)のロバート・マラー元長官を任命した。「必要なし」との意向だったホワイトハウスに対し、公正な捜査を求める司法省が反旗を翻した形だ。
「共謀罪、衆院通過」(5月24日付)
「共謀罪」の趣旨を含む組織的犯罪処罰法改正案が23日、衆院本会議で自民、公明、日本維新の会などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。民進、共産両党が反対し、自由、社民両党は本会議を欠席した。野党の大半が審議の継続を訴え、採決そのものに反対したが、与党が押し切った。
「英、マンチェスターで爆破テロ」(5月24日付)
英中部マンチェスターのイベント会場「マンチェスター・アリーナ」で22日夜に大きな爆発があった。地元警察によると、死者は22人、負傷者は59人。メイ首相は23日午前に声明を発表し、テロ事件と断定した。
「G7、閉幕」(5月28日)
イタリア南部シチリア島タオルミナで開かれた主要7か国首脳会議(G7サミット)は27日、首脳宣言を採択して閉幕した。「米国第一主義」をとるトランプ米大統領の初参加で、自由貿易や地球温暖化対策をめぐる意見調整は難航。米国は最終的に「開かれた市場を堅持し、保護主義と闘う」との文言を首脳宣言に盛り込むことを受け入れた。
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