2016年7月は、テロ、あるいはテロの影響とみられる残酷な事件が海外で相次いで起こりました。
こうした事件が連日、ニュースなどで報道されることが、新たなる事件の発生に影響しているのではないかと考えると、残念でしかたありません。
また国内では、天皇陛下に生前退位のご意向があると伝わりました。
現在の法律(皇室典範)では生前退位は認められていませんが、今後法律を見直すなどの動きがあるとすれば、憲法改正への大きな足掛かりとなるのかもしれません。
日本が大きく変わろうとしています。
参議院での自公圧勝もあり、今後憲法改正への動きに注視していく必要があります。
「バングラデシュ、日本人7人死亡」(7月3日付)
バングラデシュの首都ダッカで1日午後9時ごろ、レストランに武装した男らが侵入し、日本人を含む客ら30人余を人質に立てこもった事件で、菅義偉官房長官は2日夜、日本人7人が死亡したと発表した。
「米韓、ミサイル防衛強化」(7月9日付)
米韓両国は8日、高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」の在韓米軍への配備を最終決定したと発表した。遅くとも2017年末までの運用開始を目指す。
「参議院選挙。自公、改選過半数獲得」(7月11日付)
第24回参議院選挙が10日投開票された。自民党は56議席を獲得。公明党の議席と合わせ、安倍晋三首相が目標に掲げた自公で「改選議席の過半数」の61議席を上回った。非改選の議席を加えれば、国会が憲法改正を発議するのに必要な3分の2議席に迫った。
「永六輔さん、死去」(7月12日付)
テレビ・ラジオの世界で多彩に活躍し続けたタレントで作家の永六輔さんが7日、肺炎のため東京都内の自宅で死去した。
「南シナ海、中国の権利否定」(7月13日付)
中国や周辺国が領有権を争う南シナ海問題で、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は12日、中国が独自の権利を主張する境界線「9段線」に国際法上の根拠はない、との判断を出した。中国は反発しており、周辺国や米国などとの緊張が高まる可能性もある。
「天皇陛下、生前退位のご意向」(7月14日付)
天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示していることが、宮内庁関係者への取材でわかった。数年内の譲位を望んでいるという関係者もいるが、実現には皇室典範の改正などハードルは高い。
「仏、ニースでテロ」(7月16日付)
フランス南部のリゾート地ニースで14日に花火の見物客へ大型トラックが突っ込んだテロ事件で、仏検察当局は15日の記者会見で、射殺された実行犯の運転手の男はチュニジア人でニース在住のモアメド・ラウエジュ・ブレル容疑者と発表した。
「トルコ、クーデター未遂」(7月17日)
トルコで15日夜、軍の一部がクーデターを企て、軍参謀司令本部を占拠し、国営テレビで「全権を掌握した」とする声明を出した。軍の反乱勢力は正規軍の部隊と戦闘状態になったが、鎮圧され、未遂に終わった。
「国立西洋美術館、世界遺産に決定」(7月18日)
トルコのイスタンブールで開かれているユネスコの世界遺産委員会は17日、国立西洋美術館本館を含む「ル・コルビュジエの建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献」について、世界文化遺産に登録することを決めた。
「大橋巨泉さん、死去」(7月21日付)
「11PM」「クイズダービー」といったテレビ史に残る番組の名司会者、大橋巨泉さんが12日、急性呼吸不全のため千葉県内の病院で死去した。
「ポケモンGO、日本配信」(7月23日付)
スマホゲーム「Pokèmon GO」(ポケモンGO)が22日、国内でも遊べるようになった。繁華街や観光名所では、スマホを片手にポケモン探しに熱中する人たちの姿が見られ、社会現象となっている。
「ドイツ、ミュンヘンで銃乱射」(7月24日付)
ドイツ南部の最大都市ミュンヘンで9人が死亡、16人が負傷した銃乱射事件で、警察は23日、自殺した容疑者の男(18)が過去の銃乱射事件の犯人らに強い影響を受けたとの見方を示した。単独犯とみられ、過激派組織「イスラム国」(IS)とのつながりなど政治や宗教的な動機を示す証拠は見つかっていないという。
「相模原、障がい者施設襲撃」(7月27日付)
相模原市緑区千木良の障がい者施設「津久井やまゆり園」で26日未明、刃物を持った男が入所者らを襲い、19人が死亡、26人がけがをした事件で、神奈川県警に殺人未遂などの容疑で植松聖容疑者(26) を逮捕した。県警は身勝手な動機から、重度の障がい者を狙って事件を起こしたとみて調べる。
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