「マンガでわかる 裏切りと粛正の中国近現代史/中国近現代研究会」(実業之日本社)
孫文による辛亥革命以降の中国の歴史を、短編の漫画を織り交ぜて紹介している一冊です。
1616年に建国された清朝が、1911年に起きた辛亥革命により滅ぼされ、中華民国が誕生しました。
しかし内戦が絶えることはなく、中華民国の建国も束の間、共和党の勝利により1949年、現在の中華人民共和国が誕生しました。
隣国の勃興と衰退は、古来より日本にも大きな影響を与えてきました。
これまでどのような歴史をたどってきたのか。
また、これからどのように振舞っていくのか。
中国の歴史を学ぶことは、日本人にとっても重要なことではないでしょうか。
1900年代の中国の歴史を駆け足で知るには、漫画もあり読みやすく、ちょうど良い一冊ではないかと思います。
<目次>
第1章 農民の子・毛沢東の中国誕生
第2章 大躍進政策と文化大革命
第3章 毛沢東時代の外交と日中国交正常化
第4章 不死鳥・鄧小平の開放政策
第5章 天安門事件
第6章 江沢民 VS 胡錦涛 終わりなき戦い
第7章 現在の中国・繁栄の影で
読書時間:短 ■□□□□ 長
読み易さ:易 ■□□□□ 難
<あわせて読みたい>
・「ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問/茂木誠」(SB新書)
・「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書/池上彰、佐藤優」(文春親書)
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