「スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義/ティナ・シーリグ」(CCCメディアハウス)
スタンフォード大学の教授である著者が、夢をかなえるために必要なステップを、実践例とともに詳しく紹介している一冊です。
何か物事を始めたいけど、何から手をつければいいか分からないといった方におすすめの内容です。
事を成すには、先に激しい情熱が必要だと一般的に思われがちですが、著者はまずやってみることが先であると強調します。
やってみた経験により想像力が刺激され、さらなるビジョンを描くことができ、情熱は自ずと後からついてくるものであるという理論です。
そしてその想像力はクリエイティビティを生み、クリエイティビティがイノベーションに繋がり、イノベーションが起業家精神を呼び起こす。
こうしたサイクルに行動をのせることにより、夢をかなえることが可能になると説明しています。
夢をかなえるための行動が、今どのステージにあるのか。
意識しながら行動することが大切であると感じました。
<目次>
序章 ひらめきを形に
第1部 想像力
第2部 クリエイティビティ
第3部 イノベーション
第4部 起業家精神
終章 終わりは始まり
読書時間:短 ■■■□□ 長
読み易さ:易 ■■■□□ 難
<一節ピックアップ>
「情熱を傾けられるものを見つけようと、内へ内へとこもる人たちにはよく出会いますが、彼らには見落としていることがあります。行動してはじめて情熱が生まれるのであって、情熱があるから行動するわけではない、ということです。情熱は初めからあるわけではなく、経験から育っていくものです。バイオリンの演奏を聴いたことがなければクラシック音楽は楽しめないし、ボールを蹴ったことがなければサッカーはうまくなれません。卵を割ったことがなければ料理好きにはなれないのです。」
<あわせて読みたい>
・「20歳のときに知っておきたかったこと/ティナ・シーリグ」(CCCメディアハウス)
・「スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル」(大和書房)
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