常識を疑え!
「99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!/内海聡」(イースト・プレス)
ある程度書籍を読み進めると、必ずといっていいほど目に付くようになってくる「陰謀説」。
ニュースや定説の裏をネットで探ろうとすると、最終的にはこの陰謀説にぶつかってしまいます。
まるで、陰謀説に繋げておけば満足でしょ?といわんばかりです。
ところで、この書籍で表現されている「彼ら」とは実在するのでしょうか。
都市伝説で片付ける人もいますし、絶対に実在すると情報を発信し続ける人もいます。
著者も言っているとおり、私も「彼ら」を見たことも、ましてや会ったこともありませんので、信じるも信じないもありません。
また仮に「彼ら」が実在するとしても、私には手も足も出ません。
ですので、「彼ら」に対する私の見解は『いようがいまいが関係ない』となります。
ただ、自分に関係する問題が、陰謀だろうがなんだろうが、現実に起きているというのであれば、手も足も出ないなんてことを言ってる場合ではありません。
問題をしっかりと把握し、解決策を自分で調べ、解決のために動くことが大事です。
「仕組まれた陰謀だから仕方ないよね」と、考えるのを停止してしまうことこそ「彼ら」の狙いかもしれませんよ?
<目次>
第一部 <彼ら>についての基礎知識
第ニ部 <彼ら>の暗躍の実態
第三部 <彼ら>に対抗するために
<一節ピックアップ>
「この本に書かれていることがすべて正しいという保証はない。何が正しくて、何が正しくないかの判断、また、正しくなくともなんらかのヒントにできるかどうかは、ほかならぬあなた方自身にかかっている。情報を真に受ける人々など、私にとってお近づきになりたくない人々の筆頭だ。」
読書時間:短 ■■□□□ 長
読み易さ:易 ■■■□□ 難
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