働くことの意味! | 常識を疑え!
「ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと/本田直之」(朝日新聞出版)
ノマドは日本語で「遊牧民」。遊牧民は一定の場所と時間に縛られずに生活しているように見えます。
数多くの制約の中で生活している我々にとって、ノマドライフは憧れになるのでしょうか。
ノマドという働き方には賛否両論ありますが、目指すべきものはその働き方ではなく、数多くの制約をいかに自分のコントロール下にしていくのかがテーマなのではないかと思います。
与えられた制約や常識の中でストレスフルな生活を余儀なくされているのであれば、その一つ一つについて真剣に考え、自分なりのやり方に変えてみたり、効率を上げる方法を見つけたりしながら、生活を改善していく。
その積み重ねの先に、もしかするとノマドライフがあるのではないかと思います。
そこには当然、深い知識や高度なスキル、広い人脈などが必要不可欠になるのは確かです。しかしそこで「自分には無理だ」と何もせずに終わるのか、「これならやれそうだ」とできることを探すのか。
私はこの一冊を通して、まずはお金と時間の管理を徹底していこうと決めました。そして少しずつ、制約を自分のコントロール下に置いて行きたいと思いました。
<目次>
Chapter 1 なぜ、ノマドライフなのか?
Chapter 2 ノマドライフの実践 ワークとテクノロジー
Chapter 3 ノマドライフの実践 お金と生活
Chapter 4 ノマドライフの実践 思考のトレーニング
<一節ピックアップ>
「現実として、わたしたちはかつてない時代の変化に直面しています。それなのに思考停止状態のまま、「これまでどおりの働き方、暮らし方」をしていたら、破綻するのは目に見えています。(中略)いったん「常識」をリセットし、新しいモデルを選択する思考の柔軟性をもつことが、これからは何より大切になってきます。」
読書時間:短 ■■■□□ 長
読み易さ:易 ■■□□□ 難
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