レバレッジ・リーディング/本田直之

2014年10月13日 11:19

『読書は実践のための投資』

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レバレッジ・リーディング

「レバレッジ・リーディング/本田直之」(東洋経済新報社)


ビジネス書について、「多読」と「読書後のフォロー」を行うことで、読書という活動にレバレッジが効くようになる。

その方法と実績を紹介している一冊です。

「多読」とは、同じジャンルの書籍を片っ端から読むということ。

「乱読」とは違い、目的をもって読み進めるので、今ある目標を達成するためのアプローチとして有効なものだと思います。

また、著者をまたがって同じキーワードが登場するという発見もあるので、リピートによる意識づけ、さらには原理原則を追うことにも役立つ読書方法になるでしょう。

「読書後のフォロー」の1つに、目についた一節をメモ書きし、常に読める状態にすることが紹介されていました。

私自身、気になる点に印をしても、本を閉じると忘れてしまうことが多々あるので、このメモ書きを実践したいと思います。

ビジネス書についていえば、読んでも行動に移さないかぎり、読む時間の無駄遣いでしかないと考えています。

読書にレバレッジを利かせるためには、なにを置いても「必ず実践に移すこと」が大事であると思います。

<目次>

第1章 ビジネス書の多読とは何か?

第2章 本探しは投資物件選び

第3章 一日一冊、ビジネス書を戦略的に読破する

第4章 読んだままで終わらせるな!

<一節ピックアップ>

「意識して自分に新しい刺激を与え続けないと、自分のやり方に固執したり、視野が狭くなったりしてしまいます。特に年齢を重ね、ある程度成功体験を積むと、ますます自分のやり方にしがみつき、新しいものを受け入れない傾向が強くなるようです。人間はその時点で成長が止まってしまいます。柔軟な精神を維持し、新しい知識や考え方を吸収し続けるためにも、多読を習慣にすべきだと思います。」

<関連書籍>

「あたらしい働き方/本田直之」(ダイヤモンド社)

「ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと/本田直之」(朝日新聞出版)

読書時間:短 ■■□□□ 長

読み易さ:易 ■□□□□ 難


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