なぜ、この人と話をすると楽になるのか/吉田尚記

2015年07月05日 00:00

『コミュニケーションというゲームを楽しもう』

「なぜ、この人と話をすると楽になるのか/吉田尚記」(太田出版)


ニッポン放送アナウンサーの吉田氏が、過去8回にわたるニコニコ生放送で話した内容を再構成した一冊です。

動画をもとに構成されているため、会話調にすすむ文章がとても読みやすく、また所々に出てくる視聴者からの<コメント>からニコニコ生放送の臨場感を感じることができて楽しめました。

「コミュ障は治すことができるのか?」をテーマに、吉田氏がこれまでの経験をもとにコミュニケーション能力についてアプローチする内容です。

「コミュニケーションの目的は、コミュニケーションである」という持論から、コミュニケーションをひとつのゲームとして捉え、そのゲームのルールとテクニックを紹介しています。

ルールは、参加者全員による「協力プレー」

ゲームの敵は「気まずさ」

ゲームは「強制スタート」

そしてゲームの勝利条件は「参加している人全員が会話を通じて気持ち良くなること」

コミュニケーションとは、相手が気持ちよくなれば自分も気持ちよくなる。

相手が楽なら、自分も楽だという一蓮托生のゲーム。

人に楽しくしゃべってもらうテクニックを使いながら、みんなで勝利に向かって進むもの。

こう捉えると、コミュニケーションが楽しいものだと思える方もいるのではないでしょうか。

『コミュ障、恐るるに足らず。それは可能性の入口なのです。』

ゲームのコツを掴み、タイトル「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」の『この人』になりたいものだと感じました。

<目次>

はじめに コミュ障の私よ、さようなら

1 コミュニケーションとは何だろう

2 「コミュ障」だった私

3 コミュニケーションという「ゲーム」

4 ゲーム・プレーヤーの基本姿勢

5 沈黙こそゴール

6 コミュニケーション・ゲームのテクニック

7 質問力を身につける

8 キャラクターと愚者戦略

9 コミュニケーション・ゲームの反則行為

まとめ コミュニケーションは徹頭徹尾、人のために

<一節ピックアップ>

「コミュニケーションというのは、じつは、コミュニケーションが成立すること自体が目的であって、そのときに伝達される情報は二の次なんです。情報の質や内容なんてどうでもいい。エレベーター内の十数秒の価値は、コミュニケーションが円滑に為されたかどうかによってのみ測られます。スムースに言葉のやりとりができ、その場を楽にすごすことこそが第一なんですね。」

<あわせて読みたい>

「自分のことを話すのが苦手でいつも損している。ー 入社3年目までに身につけておきたい「アピール力」/川上 徹也」(廣済堂出版)

「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代/アダム・グラント」(三笠書房)

読書時間:短 ■■□□□ 長

読み易さ:易 ■□□□□ 難


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