あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。/日野瑛太郎

2014年10月13日 11:36

『従業員目線でなく、自分目線を身につける』

「あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。/日野瑛太郎」(東洋経済新報社)


ムダだと分かっている残業、不必要な休日出勤を経験したことのある方は同感するところが多数あるかと思います。当然(?)、私にもありました。

ネガティブな内容なので「どうせ社畜だよっ!」と匙を投げてしまいそうになりますが、大変良いことが書いてあります。

まず、自分と会社を切り離して考えるという点です。

会社人としての自分は、自分の100%ではないということを自覚すると視野が拡がります。

そして職場の人間関係を絶対視しない。社外にどんどん知り合いを作ると良いと思います。

視野が狭いと、どうしても何かに依存しがちになります。

ムダな残業の時間を、視野を拡げる活動、また自分の市場価値を高めるために使うようにしなければなりません。

『大切なのは世間(会社)の評価基準ではなく自分の評価基準。』

『他人の人生を生きるのは最大の浪費。』

これは覚えておくべきだと思います!

<目次>

第1章 あ、今日は用事があるんで定時に失礼します!

第2章 いえ、それは僕の仕事じゃないんで。

第3章 はい、将来の夢は毎日ゴロゴロ寝て暮らすことです!

第4章 えー、「従業員目線」で考えますと......

<一節ピックアップ>

「「社会人としての常識」という言葉を聞いたら、そこで思考停止してはいけません。その常識が適用されるのはいったいどの範囲までなのか、そしてそれが常識である理由は何なのか-そういったことをよくよく考えてみることをおすすめします。」

読書時間:短 ■■□□□ 長

読み易さ:易 ■■□□□ 難


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